路上で女性の体を触ったとして、大阪府警浪速署が12日に府迷惑防止条例違反容疑で無関係の府内の50代男性を現行犯逮捕していたことが14日、分かった。浪速署は約5時間後に男性を釈放、誤認逮捕を認めて本人に謝罪した。
府警の誤認逮捕が発覚したのは7月以降で4件目。
府警によると、事件は12日午前3時55分ごろに発生。路上を歩いていた40代女性が自転車に乗った男に尻を触られた。女性は男を追いかけたが見失った。
通報で駆けつけた署員が、現場付近を自転車で通っていた男性を発見。女性が男性を指し「あの人です」と話したため、男性は容疑を否認したが、現行犯逮捕した。
午前9時40分ごろ、浪速署は逃走の恐れがないなどとして任意の捜査に切り替え、男性を釈放。翌13日午後になって現場付近の防犯カメラに別の男が写っていたことが判明したため、誤認逮捕と判断した。
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なんで40代の女の尻なんて触ろうとするんだかというところから疑わないと・・・
これで「あの人です!」と言った女性には罪がないのだろうか
冤罪だったら逆告訴しよう!虚偽告訴
2008/10/24 青山貞一 痴漢でっち上げ元甲南大学生と女、虚偽告訴などで重罪に
痴漢でっち上げ:元大学生に懲役5年6月 大阪地裁判決
示談金目的に地下鉄車内で痴漢をでっち上げたとして虚偽告訴などの罪に問われた元甲南大生、蒔田文幸被告(24)に対し、大阪地裁の樋口裕晃裁判官は24日、懲役5年6月(求刑・懲役8年)を言い渡した。樋口裁判官は「正義感の強い若者を演じて、困惑する被害者を窮地に陥れるなど、犯行は巧妙で悪質」と非難した。
判決は、蒔田被告が交際していた無職の女(31)=虚偽告訴罪などで有罪判決=を利用してでっち上げを主導したと指摘。「警察官まで欺き、司法手続きを利用しようとした」と指弾した。犯行による影響にも触れ、「男性通勤客に深刻な不安を与え、痴漢被害に遭った女性にも申告をためらわせる事態を生んだ」と断じた。
事件は、蒔田被告が「被害者と目撃者がいれば100%勝てる」と女に痴漢のでっち上げを持ちかけて実行。今年2月1日午後8時48分ごろ、大阪市阿倍野区の市営地下鉄車内で堺市の会社員、国分和生さん(59)に尻を触られたと女が騒ぎ、蒔田被告がうその目撃話をして、国分さんを警察官に引き渡した。
判決後、国分さんが会見。ほぼ毎回、裁判を傍聴したが、「蒔田被告の反省の言葉や涙も演技にしか見えなかった」と話した。さらに「服役して反省してほしい」と述べた。
国分さんは警察に引き渡された後、無実を主張したのに留置場で22時間にわたり拘束されたことが、今も心の傷となっている。現在も通勤で電車を利用するが、無意識に女性の近くを避けるようになった。「巻き込まれたら逃げようがない。警察も言い分を聞いてくれなかった。女の出頭がなければ、被告として無実を訴え闘っていたと思う」と悪夢のような事件を振り返った。【北川仁士】
毎日新聞 2008年10月24日 21時14分(最終更新 10月24日 21時18分
痴漢でっち上げ:元大学生に懲役5年6月 大阪地裁判決