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2012年12月19日 at 9:16 PM

スマイリー菊池さん インターネット中傷被害事件まとめ

2012/9/19 ザ!世界仰天ニュース
「年またぎ年末年始2連発!奇跡が起きた3時間20分スペシャル!」

 

狙われた芸能人

1999年、インターネットが普及してきたこの年、掲示板サイトにある書き込みがされた。
それは、特定の男性芸能人の正体が殺人犯だという内容だった。その男性芸能人に
そんな事実はなく、根も葉もない作り話であった。しかし、この男性に対する誹謗中傷の
投稿コメントは次第にインターネット上で膨大な数となってゆく。すると、出演したテレビ
番組に抗議の電話が殺到。CMスポンサーにまで影響は及んだ。そして、男性への仕事の
依頼は徐々になくなっていく…。所属事務所はホームページ上で男性と事件の関係を
否定する対策をとった。しかしその反応は、「火のない所に煙は立たないよ」「犯人じゃない
という証拠を出せ」「生きる資格がねえ、殺人犯早く死ね」などとかえって中傷はエスカレートした。
10年もの間、悪質な言葉の暴力を受け続けた男性。その恐怖に家族や恋人までが震えた。
しかし、ある人物との出会いが男性に希望の光を差し込んだ!

—————–

足立区殺人事件

1988年(昭和63年)11月から1989年(昭和64年)1月の間に、東京都足立区綾瀬で起きた猥褻誘拐・略取、監禁、強姦、暴行、殺人、死体遺棄事件

1991/07/12 (東京高等裁判所)
少年A(主犯格):懲役20年
少年B(主犯格):懲役5~10年
少年C(主犯格):懲役5~9年
少年D(主犯格):懲役5~7年

 

1999年頃

上述の犯人の一人として掲示板などで中傷を受けるようになる

 

1996年6月

警察に相談。掲示板運営者より情報提供を受け、中傷の書き込みをしていた三人の情報特定。
しかし当時インターネット関連の法整備が整っていなかったので立件まではできず

 

2005年

本に「少年Dは出所後にお笑い系のコンビを組んで芸人に。名前をキクチという」と書かれる
元警察庁刑事 北芝健が出版した著書『治安崩壊』

 

2008年1月

スマイリー菊池 世間の流れに倣い芸能人ブログ開設
→開設1日目にして炎上

 

2008年4月4日

スマイリー菊池 上記本を確認。マネージャー経由で文句を入れるが「スマイリー菊池のことだとまでは書いていない」として取り合ってもらえず
仕事への影響が深刻なレベルまで中傷激化。
家族や恋人の身の安全が心配になり精神的に病みだす

 

2008年4月

警察(警視庁ハイテク犯罪対策捜査センター、管轄警察署の生活安全課)に相談。
しかし実際に事件がおきているわけではないので捜査は受け入れて貰えず。
五人の刑事に相談したがすべて「削除依頼をして様子を見てください」の一点張り
2ちゃんねる掲示板管理人まるで削除依頼に応じず

弁護士に相談。『治安崩壊』を出版した事務所と出版社を訴える方針に変更
・まず身の潔白を証明することを優先する
・上述を話題化すればメディアに取り上げられ中傷が沈静化することを期待

 

2008年8月

管轄警察署の刑事課に相談。マル暴がらみのコワモテ刑事が担当し精力的に動いてくれる
コンクリ事件に関する資料を取り寄せ、犯人及びその仲間に「きくち(菊池・菊地)」という名前がないことを確認した上で
中傷を事件化。

 

2008年8月15日

ブログにて「自分はコンクリ事件とは無関係。今後誹謗中傷の書き込みをしたら刑事告訴する」と警告する文章を提示

 

2008年8月27日

北芝の事務所と出版社にコンクリ事件犯人説の風評被害を受けたことを理由に出版差し止めと謝罪広告を求める内容証明通達。
→ 2008年9月 北芝の事務所と出版社から謝罪と出版差し止めの返答を受ける

2008年9月から2009年1月

中傷した者19名検挙。初のインターネット関連検挙例に。

関西国立大学職員
パート事務員23歳
外資軽自動車部門
29歳派遣
41会社経営
大手家電下請け
など。

すべてスマイリー菊池とまったく接点のない者。

 

警察の手によってアドレスをたどられ、次々に摘発される犯人たち。
合計18人(これでも氷山の一角だろう)。その正体が明らかになってゆくくだりが、驚きと戦慄の連続。
僕はこういうことをやるのは何となく若者のようなイメージがあったのだが、
意外にも上は46歳から下は17歳までと幅広く、住んでいる地域も性別もバラバラ。
大手企業に勤めている者や、年頃の娘がいる父親もいたという。
その全員が菊池氏と個人的な面識がなかった。
ネット上の根拠のない噂だけを元に、菊池氏に対する憎悪を燃え上がらせていたのだ。
Nという男は、0警部補には「二度としません」と反省したような態度を見せておきながら、 
その日のうちに「ヤロー警察に被害届け出したな」 
「犯罪犯しといてお回りに通報入れるなんてどこまでクズなんだ」
などと2ちゃんねるに書きこみ、捜査関係者を絶句させる。
「チンカス社会のゴミ菊池」などと、下品きわまる罵倒の言葉を
ブログに書き並べていた人物は、なんと23歳の女性、それも妊婦だった。
外資系の自動車会社のドメインから書きこんでいたのは、その会社のセキュリティ部門の責任者だった。
ドメインに企業名が出ることに気がつかず、職場のパソコンで 
仕事中に書きこんでいたのだ。これでセキュリティ責任者……。

 

2009/2/5

メディアに顛末が報道される
スマイリーキクチ『突然、僕は殺人犯にされた – ネット中傷被害を受けた10年間』 竹書房 2011年

 

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